大好きなミュージシャンが結婚した時の複雑な気持ちについて
ご結婚おめでとうございます!!!!!
交際14年純愛婚!フランプール山村「みんなの前で言いたかった」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
私はflumpoolが大好きだった*1し、もちろん今も好き。2015年→2016年の年越しはflumpoolのワンマンライブだったし、最新アルバムの「EGG」だって買ってる。
かなり痛いことに、隆太さんのことが本気で好きだった時期もある。だって、こんなに私の理想の人いる??っていうスペックの持ち主なんだもん。
隆太さんのスペック
はい、完璧!!!!!
完璧すぎる。こんな人周りにいる?いや、いない。とベタな反語を言いたくなるぐらい、いないと思う。現実主義(?)なのもあり、恋心はすぐに消えたわけだけども。でも「隆太さんみたいな人と結婚したい」とはずっと思ってる(笑)
そんな余談は置いておいて、ご結婚は本当におめでたいことだし、何より14年愛だなんてやはりこの男は最高に誠実な男だった私の目に間違いはなかったと思わせてくれた。最高傑作のアルバムが出来たり、ある程度ファンも淘汰されたりしたころだと思うので、きっと事務所からも許可が降りたのだろう。心からおめでとうございます。
でも「なんか辛いな〜」と思ってしまった瞬間があった。それはflumpoolのラブソングを聞いたとき。
わかりやすくflumpoolの代表曲「君に届け」を例にあげると
君に逢えたこと 本当によかったと
そう言える その笑顔を守りたい
来年も 再来年も 今以上に 君が好きで
それぐらい 僕のすべてで
僕にしか言えない言葉を 今 君に届けたい
曲名と同名の「君に届け」という映画ありきの曲ではあったけれど、ライブでは
「俺たちの思い、受け取ってくれよ〜!!!」
と絶叫してから歌ったりもするぐらい、ファンに向けて歌っていた曲でもある。
でも、結婚のニュースを受けてこの曲を聴くと「君」=「特定の1人の人物(隆太さんの結婚相手)」を連想せざるをえなくなる。映画の登場人物の爽子と風早のことを考えながら詞を書いたと思うけど、確実に一瞬ぐらいは彼女のことも考えたんだろうな〜って。「詞を書く」ってそういうことだと思うし。お相手の方は一般の方なので私が知る由もないけれど、つぶらな瞳で鼻にかかるじゃれた声で小さな手*4をしているのかな?とか勝手に妄想もすすんでしまう。
そういえば、ポルノグラフィティの晴一さんが結婚した時も似たような気持ちになったな〜と思い出した。
良い歳して結婚してなかった*5ので、早く結婚しなくて大丈夫なのかな?なんてお節介なことすら思ってたけど、蓋を開けてみれば長谷川京子という絶世の美女を捕まえていた。なので、結婚のニュースを聞いた時は、因島*6から出てきた人間が人気女優と結婚なんて夢があるぅ!!おめでとう!!という気持ちでいっぱいだった。
ただ、その結婚の報告とともにベストアルバム発売の発表もあり、その中に新曲として収録された「約束の朝」という歌を聞いて、何とも微妙な気持ちになった。
目を覚ましたらそこには 君がいると約束された
そんな幸せの朝を迎えにいこう
※歌詞全編はポルノグラフィティ/歌詞:約束の朝/うたまっぷ歌詞無料検索をご覧ください。
何これハセキョーの歌?!笑
と思ったポルノファンは私だけではないと思う。
晴一さんの書く歌詞はあくまでもフィクション*7で、リアルタイムの心情を歌詞にするタイプの人ではないというのは知っているけれど、あまりにも、ねぇ。
しかも、先ほど言及した隆太さんと晴一さんの決定的な違いは「結婚相手のことを知っているかどうか」だった。この曲を聴くたびにハセキョーの顔がチラつく。何とも微妙。
晴一さんは、歌を「宛先のない手紙」と表現したことがある。私は運命的にその「宛先のない手紙」を受け取り、心を打たれて、ポルノグラフィティはじめ好きになったアーティストがたくさんいて今に至るし、これからもいろんな「宛先のない手紙」を受け取っていくんだと思う。ときには「自分への手紙」だと思うこともあるんだと思う。
でも、その「宛先のない手紙」が「誰かへの手紙」になった(と思ってしまった)時、何とも複雑な気持ちになってしまうことに気づいた。そういう点でいえば、DAIGOの新曲「KSK」は北川景子という対象人物が明確な潔さが素敵だと思う。
ここまでは"作詞家"に言及したけど、"歌い手"に対しても同じことが言えると思う。
例えばの話、丸ちゃんが、千賀くんが、ラブソングの中にある"君が好き"的なフレーズを歌ったとして、その時に、誰か特定の人物を想いながら歌っていたとしたら何とも複雑な気持ちになる気がする。
自分の好きな人には幸せであってほしいので、今後も結婚やら熱愛報道やら出たときには、まずはおめでとうって思うけど、歌を聞くときに複雑な気持ちを抱いてしまうことはたくさんあるんだろうなって思った昨日の出来事だった。
村上信五のソロパートが好きだ
君が今 心から笑ってるなら
これで良かったよなって また強くなれるから
あの部屋も テーブルも 今はないけど
捨てられずにいるよ 君のスペアキー
断トツで言わせたくないフレーズ
嗚呼、当夜も想い彷徨って
狂恋の果てに血迷って
冒涜し身体汚れて
Down Down Down
「結局幸せってなんなの?」って考えた そんな難しくない!!
カタチはないのに 確かな手触り
温かい 守り抜きたい
もしかしたらこれって"愛"?
ありきたりの質問に答えて 許される明日ならいらない
ファンの間では通じること=世間に通じること、ではない
"私たちファンはわかってる"
"ファンは俺たちのことわかってくれる"
に甘んじてほしくないなぁというのが結論です。
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