ROCK IN JAPAN 初日に行ってきました
昨年は熱中症に倒れ、苦い思い出が残ったフェスだったけど、今年は体調を崩すこともなく本当に本当に本当に楽しませていただきました!
楽しめた要因は
- 水戸の友達宅に前泊させてもらった
- 友達が張ってくれたテントで休めた
- ガチなファンであるほど好きなアーティストがあまりいなかった(良い意味でムリしなかった)
ってところかなと思います。
ちなみに観たかったけど断念したアーティストを先にあげると、
モノブライト、赤い公園、スキマスイッチ、夜の本気ダンス、藤原さくら、中島美嘉、go!go!vanillas
だった。本当に体が何個かあればなと思う。広すぎるし動くには暑すぎる。それでは感想。
☆THE ORAL CIGARETTES
フェス飯を食べながらリハから見たけど、実は本日の大本命がトップバッター。昨年出演した際は「来年はLAKEに立ちます」と宣言していたようで見事に有言実行。やまたくのビッグボイスはいつだって健在だけど、前に比べてその言葉に説得力が増してきているところがかっこいい。最近「大魔王参上」とかをセトリに組み込まなくなってFIXION収録曲はじめ最近の曲でガンガン攻めてるし、これからも頑張ってほしい。
★BABYMETAL
念願の生ベビメタ。ずっとCD音源は聞いていたけど、初めて生でパフォーマンス見るのでどんなもんなのかな〜と思ってたら、かっこいいとかわいいの大渋滞。そしてSU-METALの圧巻の歌唱力。すごい。一気にハマった。ワンマン行きたいな〜
★miwa
野外でmiwaを観るのは初めてだったけどすごく爽やかな風が流れた(笑)タイアップで耳馴染みのある曲ばかりでみんな盛り上がれるっていうのが強いと思った。BIGMAMA観るために途中で退散。
「MUTOPIA」で観客のテンションあげたあとにLAKE STAGEだからということで「Swan Song」やるところが憎い〜最高〜!って感じだった。「秘密」を聞きながら名残惜しく途中退散。(そのあとシンセカイをやったと聞いて無念)
実は初めて観た。細美さん。高校生の時からずっと聞いてきた(ELLEGARDEN)人の歌声、かっこよかったなあ。本当に。ハイエイタスは正直、曲名と曲が一致しないものばっかりだったけど(エルレばっか聴いちゃう)引き込まれた。
(Dragon Ashをテントで聞きながら小休憩。学校へ行こうでラップの替え歌されてた曲を聴けたの嬉しかった。気付いたら「先土器 縄文 弥生 古墳 飛鳥〜♪」って歌ってた笑)
個人的に本日のベストアクト。なんとLAKE STAGEが入場規制。もう来年はGRASSいっていいんじゃないの?リハから面白かったし、登場SEがKinKiのジェロマなのめっちゃ笑ったし、会場の盛り上げ方ほんとに上手い。中に入れなかった人たちに対しても煽ってたり。「賑やかし担当だからトップバッターあたりが多かったけど、良い時間(トリ前の夕方)にやれることになった、人もいっぱいにできた」ことを嬉しそうに話してた。真面目にふざけてるかっこいいバンド…あれ、これはやはり関ジャニ∞と合いそうですねなんて思いながら、全力で楽しんだ。楽しかった。
★星野源
本日ラスト。テントの片付けなどでステージはほぼ見てないけど、やはりほとんどYELLOW DANCERからの選曲でメトロックとそんな変わりないと思った。唯一私だけ電車帰宅だったため、途中で名残惜しくエリアから出たけど、出口が遠すぎるので歩いてる間に「Crazy Crazy」と「SUN」が聴けたから、思い残すことは何もなかった。またいつかフェスでゆっくり見たい。
で、このあと帰りの電車で隣になった人がラバッパー*1兼エイター(しかも同担)という運命の出会いをして仲良くなってロッキンが終わった。
本当に楽しかった!!See you Next Year!!
2016年上半期 現場総括
恒例の(?)現場振り返り企画です。2016年も半分終わったなんて。。早い。。
<過去の投稿>
1月
- カウントダウンライブ:flumpool
- THE ORAL CIGARETTES
- NICO Touches the Walls
- 関ジャニ∞
- UNISON SQUARE GARDEN
最近おめでたいことで話題になったflumpoolの「君に届け」が新年一発目の曲つまり2016年初生歌(御利益あるといいな〜笑)だった。オーラルのZepp Divercity涙のリベンジはなにより気持ちの強さがかっこよかった。NICOは前回の武道館より"魅せ方"に成長を感じるほどセルフアレンジ力が素晴らしかった。関ジャニは友達が誘ってくれてハマって2ヶ月のくせ遠征したけど東京と大阪とでなんか違うと素人目線で思ったし、自分で掴み取ったたった1本の銀テがオレンジだった時にこのうえない喜びを感じた( ´ ▽ ` )ユニゾンはツアーファイナルの参戦だったけど、びっくりするほどファイナル感がなく通常営業。
2月
まさかの現場なし。なんでだろうって振り返ったら、BUMP OF CHICKENの20周年ライブに行きたかったけどチケットがまったく取れなかったからだった。そのため、ハマりはじめた関ジャニのDVDばっか見てた。
3月
ポルノについてはロマンチスト・エゴイスト - 愛が呼ぶほうへを。彼らのことが世界一大好きだと改めて思った。ユニゾン×flumpoolは意外と仲がいいことに驚いたけど、夢みたいな競演だった。コラボがなかったのが少し残念。本当は[Alexandros]も行くはずだったけど仕事多忙につき間に合わず断念。
4月
- 宗本康兵*1
- サカナクション
- NICO Touches the Walls
- UNISON SQUARE GARDEN(FC限定)
康兵さんBDライブ、今年は昼の部もできたためサイン会なかったのと短かったのがしょうがないけど残念。幕張で見るサカナはやはり格別で最高。NICOは個人的に今までで一番良いツアーだった。ユニゾンFCライブは昨年行ったやつの追加公演、ほぼ内容変わらずやはり通常営業。
5月
- フェス:METROCK(2日間)
メトロック2日間参戦してきました。初日編 - 愛が呼ぶほうへとメトロック2日間参戦してきました。最終日編 - 愛が呼ぶほうへにいろいろ書いたことが全て。
6月
Perfumeは初の幕張スタンディングライブ、また本人たちの夢が叶ったということでよかった。まだ終わってないので詳細は控えるけど、ドームも楽しみ。そして、舞台マクベス。狂気の中に潜んだ繊細さを表現するという点では丸ちゃんにしかできないマクベスだったと思う。マルベス、観れてよかった。本当に。感想は全ての公演が終わって文字にできそうだったら書く。
★総括
こうしてみるとバンドが多いけど、2016年も幅広くいろんな現場を楽しんでる。複数回名前があがっているバンドもあるけどどれもまったく別物のライブだし。
あとはやはり関ジャニ∞(特に丸ちゃん)にずぶずぶハマってる(笑)半年前はメンバー出演の舞台や映画を観に行くほど好きになるなんて思わなかった。
下半期もすでに決まってる予定がたくさんあるので楽しみ!
<今後の予定>
- BUMP OF CHICKEN
- 関ジャニ∞
- フェス:ROCK IN JAPAN
- Kis-My-Ft2
- UNISON SQUARE GARDEN(8月、10月)
- フェス:SWEET LOVE SHOWER
- ポルノグラフィティ
- 舞台:DREAM BOYS(未確定)
- ONE OK ROCK(未確定)
- Perfume(未確定)
- [Alexandros](未確定)
我ながら、ほんといろんなやつ行くな〜って思ってる。音楽のある人生、楽しい。
ジャニヲタがカルチャーショックを受けそうなロックバンドの話
普段からこのブログを覗いてくれている方ならご承知かもしれませんが、私はジャニヲタでもあり、ロックバンド好きでもあります。
こんなタイトルでこれから書くロックバンドのファンに殺されないか心配ではあるけれど、ジャニヲタ事情を見ててこういう素晴らしいバンドがいるんだよ〜みたいなことを書きたくなったので書きます!超大作!
ご紹介したいバンドですが、
UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾンスクエアガーデン、以下ユニゾンと略します)
というロックバンドです。バンドの来歴は割愛させていただきますのでUNISON SQUARE GARDEN - Wikipediaをご覧ください。*1
ちなみにユニゾンはMステに2回出演していますが、2回とも関ジャニ∞とかぶっています*2。そして今度の7/8放送のMステも関ジャニとユニゾンでます!!!まさかの3回目の共演(笑)ぜひ注目してご覧ください。
それでは本題、なんでユニゾンを紹介したいかというと…
"ライブが見たい"というファンの気持ちに応えるということを見事に体現している素晴らしいバンドだから。
ユニゾンは2015年7月24日にファンクラブを開設しました。それまで、メンバーがファンクラブ開設というのに乗り気ではなかったらしいのですが、あることを約束として、ファンクラブの開設に至りました。
それは「チケットの最速先行と入手の確実性」でした。ポイントは、入手の確実性。
詳しくはメンバーの田淵さんのブログを片っ端から読んでみてください。と丸投げしたいとこなのですが、ひとつひとつの記事の文章がなにぶん長すぎるので、ユニゾン初めましてさんのために、何箇所か抜粋します。最後にブログのリンクを貼るのでご覧いただければと思います。
★ファンクラブ会員は1人1公演は絶対当選させる
前述のとおり、ファンクラブ開設の条件として「チケットの最速先行と入手の確実性」を絶対としています。1人1公演は必ず当選させること、それだけでなく、申し込んでいればなるべく住んでいるところの近くの公演に当選させるということまで徹底しています。
ファンクラブ開設直前のブログでは
何度か言っているが「観たいやつには1ツアー1回は観せてやりたい」という想いが根本にある。現状のシステムでは観れなかった人がどれだけいるのか、どうしても把握できない。同時に、チケット獲得の確率が一人一人でどれだけあるのかも把握できない。
(中略)
少し金銭的な負担はあるが観たいやつがちゃんと観られる仕組みを作れれば、純粋に複数回応募したいけど田淵がうるさいわーってやつも気後れせず応募できるようになるんじゃないかと思っている。(中略)ある地域でどうしてもチケット取れなかったやつが把握できれば、その地域で追加公演を切ることも理論上は可能だ。(中略)少なくとも我々は観たいのに観られないやつが居れば何度でもそこに行くつもりがある。
(2015.5.20のブログより)
と言及しました。最後の一文かっこよすぎ…。
そして、ファンクラブ開設後はじめての全国的ツアー(なんと全国40箇所44公演!)が7/15から始まりますが、それにあたってのブログでは
開設からしばらく経つが、加入者の数と住んでる地域もなんとなく把握できた。(何県に何人とか、そんなレベルね。個人情報は知らねえ)
ファンクラブの開設については2015年5月の記事を読んで欲しいが1つのツアーがあったとして1人1公演は行けるようにするというのがファンクラブチケット先行の絶対命題だ。これはきちんと確認して漏れがないようにしてもらった。
(2016.4.13のブログより)
と明言しました。
ここでジャニヲタ的発想をする人は必ず「複数名義入ればそれだけライブ行けるってこと?」って考えるだろうけど、きっと理論上はそうなると思います。田淵さん自身も「IDチェックで解決だろ顔認証だろという人がいると思うがああいう全員をガチガチに固めるような形でライブを作っていくことに僕は興味がない」と言っていますし。
最大のポイントは「お金や人脈などを駆使して多ステする人がいる一方で、ファンクラブに入会しているにもかかわらず1公演も行けずに泣き寝入りする人がたくさんいる」というジャニーズにはありがちな状況は絶対生まれないということ。
あと、念のため、誤解しないでいただきたいのはファンクラブ会員ではない人のこともきちんと考えていて、
じゃあファンクラブに入らないやつはチケットが取りづらくなるのか。それも困るのだが、相対的には少しそうなってしまうのかもしれない。(中略)ただ、できるだけ取りづらさがなくなるように努力は続けるし、少なくともファンクラブだけで席を埋めることにならないよう公演の切り方を工夫していくつもりだ。我々ができる限り何度もライブをやればいいだけの話だ。
(2015.5.20のブログより)
そしてこちらも大事な命題だが、一般への販売(一般先行も含む)にもきちんとした数を残しておきたい。ということでファンクラブに入れば1公演は必ず取れるよう徹底するつもりだが全部のチケットが取れるわけではない。そこは理解してもらえたらうれしい。会員ではない君もどうにかチケットが取れるよう願っている。会場で会おう。
(2016.4.13のブログより)
と言っています。
自分たちが一番大事にしている"ライブ"をいかにいろんな人に観せていくことができるかというのを本当によく考えていると思うし、ユニゾンのライブは間違いなく最高なので(ファンクラブに入会するしないは別で)これからますますファンは増えるんだろうな〜
関ジャニ∞のリサイタルは、せっかく地方公演なのにその地元の人が平気で外れるわ、昨年に引き続き全くチケット取れなかったとかいう人がいる一方で昨年に引き続きチケット取れた人がゴロゴロいるようなので、システム的にそういうチェックかけられないのでしょうかね。まあ多分やれるのにやらないんでしょうけど。
ジャニーズには"仕方なくお金を払っている"という気持ちがあるけど、ユニゾンには気持ちよく会費が払えてるのはこういうところですね。
★初日やオーラスなども他公演と変わらないライブをする
ジャニーズ関係なくありがちなのが、ファイナルだと曲数が多くなり、公演時間もそのぶん長くなるということ。私は現場主義かつケチなので結構許せないんです。同じお金払って曲数変わるんだったら絶対ファイナル行きたくないですか?
あとは初日。実際に客が入った状態でやってちょっとだけ変更したくなったと多少の変更点が生じるのはしょうがないにしても、大幅な変更が生じると「リハで想定できなかった?ただの準備不足じゃない?」と言いたくなります。忙しい、そんなのわかってるけど、お金をもらってやるものならちゃんと準備してください。
一方で、ユニゾンのライブのモットーはいつでも「通常営業」であること。これについてもブログで言及しています。
ワンマンツアーでは基本的に演奏項目を固定にしてどの公演でも同じものを見せてきたつもりだ。これに何故こだわってきたか。(中略)複数回来る人が「セットリストを替えてくれるから」という理由で来て欲しくないからだ。
(中略)
ステージ側がわざわざMCで「会場限定曲やりまーす」とか、「ファイナルだから1曲増やしまーす」とか、ああいうのは見てて色々思うところがあり、あまり好きではない。あれが変に取りざたされると「じゃあ俺も複数回行こう、ファンなら当たり前」という気持ちが芽生える人がいるかもしれない。そんな理由で複数回ライブに来てもらうのは、ちっとも気持ちよくはない。更にその熱量が加速して、地元の人が来れなかったり1回もチケットが取れなくなる可能性が上がってしまうのも、こちらとして本意ではない。
君がただ純粋に「観たい」という気持ち、それだけが大事だと思う。そして君の人生には音楽やライブ以外のことだって絶対重要だ。更に何度来ようが我々は知りもしないし、ただの1回でしっかり楽しめるように我々のライブはできている。安心して楽しんで日常に帰って行って欲しい。
(2016.4.13のブログより)
もう本当にかっこいいよユニゾン。
初日=公開リハーサルなんて言われちゃうほどのクソがつくほどのグダグダっぷりで、最終日はトリプルアンコールまでやっちゃうどっかのKis-My-Ft2にはこの姿勢をぜひ見習っていただきたいし、私がライブに行くほど好きなアーティストたちには、初日のグダグダさにがっかりさせられたり、オーラスに行けないと凹まされるアーティストにはなってほしくないです。
あと、念のため、これまた誤解してほしくないのは、複数回くることを拒否してるわけではないということ。
もちろん遠くから来るな何度も来るなと言ってるんじゃない、むしろとても嬉しいことだ。
(2015.5.20のブログより)
一つのツアーを何度でも見たい、という気持ちはわかる。ライブへの最高の賛辞だ。(中略)なので複数回来ることをやめろと言っているわけではない。こちら側が知らなければいいだけのことなので。
(2016.4.13のブログより)
ユニゾンがかねてから根本的に大事にしている「自由」のスタンス。何もかもすべてオーディエンスに委ねられているのです。
ロックバンドとジャニーズアイドルじゃ、当人達の活動スタンスやらファンの母数やら事務所の運営力やらファンの応援スタンスやら何もかも違うというのはもちろんわかっているし、理想を実現できる可能性だとかも違うことはわかっています。
でも田淵さんの
理想論しか言っていないのはわかってるし、揚げ足を取られかねない事もいっぱい言ってると思う。(中略)だけど、理想を作る努力は、できるだけしたい。時間をかけて意義を作っていけたらいいと思う。
(2015.5.20のブログより)
という気持ちが私は本当に大好きで、本当にこのバンドが好きでよかったと思います。
アルバム「Dr.Izzy」の発売*3、そしてそれを提げたツアーも参加させていただきますが、楽しみでしかありません。
最後に、
切り取り方が悪くて変な誤解を生んでいたら申し訳ないので、ぜひ田淵さんのブログも読んでみてください。新しい世界が開ける…かも??
BLOG | UNISON SQUARE GARDEN OFFICIAL WEB SITE
大好きなミュージシャンが結婚した時の複雑な気持ちについて
ご結婚おめでとうございます!!!!!
交際14年純愛婚!フランプール山村「みんなの前で言いたかった」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
私はflumpoolが大好きだった*1し、もちろん今も好き。2015年→2016年の年越しはflumpoolのワンマンライブだったし、最新アルバムの「EGG」だって買ってる。
かなり痛いことに、隆太さんのことが本気で好きだった時期もある。だって、こんなに私の理想の人いる??っていうスペックの持ち主なんだもん。
隆太さんのスペック
はい、完璧!!!!!
完璧すぎる。こんな人周りにいる?いや、いない。とベタな反語を言いたくなるぐらい、いないと思う。現実主義(?)なのもあり、恋心はすぐに消えたわけだけども。でも「隆太さんみたいな人と結婚したい」とはずっと思ってる(笑)
そんな余談は置いておいて、ご結婚は本当におめでたいことだし、何より14年愛だなんてやはりこの男は最高に誠実な男だった私の目に間違いはなかったと思わせてくれた。最高傑作のアルバムが出来たり、ある程度ファンも淘汰されたりしたころだと思うので、きっと事務所からも許可が降りたのだろう。心からおめでとうございます。
でも「なんか辛いな〜」と思ってしまった瞬間があった。それはflumpoolのラブソングを聞いたとき。
わかりやすくflumpoolの代表曲「君に届け」を例にあげると
君に逢えたこと 本当によかったと
そう言える その笑顔を守りたい
来年も 再来年も 今以上に 君が好きで
それぐらい 僕のすべてで
僕にしか言えない言葉を 今 君に届けたい
曲名と同名の「君に届け」という映画ありきの曲ではあったけれど、ライブでは
「俺たちの思い、受け取ってくれよ〜!!!」
と絶叫してから歌ったりもするぐらい、ファンに向けて歌っていた曲でもある。
でも、結婚のニュースを受けてこの曲を聴くと「君」=「特定の1人の人物(隆太さんの結婚相手)」を連想せざるをえなくなる。映画の登場人物の爽子と風早のことを考えながら詞を書いたと思うけど、確実に一瞬ぐらいは彼女のことも考えたんだろうな〜って。「詞を書く」ってそういうことだと思うし。お相手の方は一般の方なので私が知る由もないけれど、つぶらな瞳で鼻にかかるじゃれた声で小さな手*4をしているのかな?とか勝手に妄想もすすんでしまう。
そういえば、ポルノグラフィティの晴一さんが結婚した時も似たような気持ちになったな〜と思い出した。
良い歳して結婚してなかった*5ので、早く結婚しなくて大丈夫なのかな?なんてお節介なことすら思ってたけど、蓋を開けてみれば長谷川京子という絶世の美女を捕まえていた。なので、結婚のニュースを聞いた時は、因島*6から出てきた人間が人気女優と結婚なんて夢があるぅ!!おめでとう!!という気持ちでいっぱいだった。
ただ、その結婚の報告とともにベストアルバム発売の発表もあり、その中に新曲として収録された「約束の朝」という歌を聞いて、何とも微妙な気持ちになった。
目を覚ましたらそこには 君がいると約束された
そんな幸せの朝を迎えにいこう
※歌詞全編はポルノグラフィティ/歌詞:約束の朝/うたまっぷ歌詞無料検索をご覧ください。
何これハセキョーの歌?!笑
と思ったポルノファンは私だけではないと思う。
晴一さんの書く歌詞はあくまでもフィクション*7で、リアルタイムの心情を歌詞にするタイプの人ではないというのは知っているけれど、あまりにも、ねぇ。
しかも、先ほど言及した隆太さんと晴一さんの決定的な違いは「結婚相手のことを知っているかどうか」だった。この曲を聴くたびにハセキョーの顔がチラつく。何とも微妙。
晴一さんは、歌を「宛先のない手紙」と表現したことがある。私は運命的にその「宛先のない手紙」を受け取り、心を打たれて、ポルノグラフィティはじめ好きになったアーティストがたくさんいて今に至るし、これからもいろんな「宛先のない手紙」を受け取っていくんだと思う。ときには「自分への手紙」だと思うこともあるんだと思う。
でも、その「宛先のない手紙」が「誰かへの手紙」になった(と思ってしまった)時、何とも複雑な気持ちになってしまうことに気づいた。そういう点でいえば、DAIGOの新曲「KSK」は北川景子という対象人物が明確な潔さが素敵だと思う。
ここまでは"作詞家"に言及したけど、"歌い手"に対しても同じことが言えると思う。
例えばの話、丸ちゃんが、千賀くんが、ラブソングの中にある"君が好き"的なフレーズを歌ったとして、その時に、誰か特定の人物を想いながら歌っていたとしたら何とも複雑な気持ちになる気がする。
自分の好きな人には幸せであってほしいので、今後も結婚やら熱愛報道やら出たときには、まずはおめでとうって思うけど、歌を聞くときに複雑な気持ちを抱いてしまうことはたくさんあるんだろうなって思った昨日の出来事だった。
村上信五のソロパートが好きだ
君が今 心から笑ってるなら
これで良かったよなって また強くなれるから
あの部屋も テーブルも 今はないけど
捨てられずにいるよ 君のスペアキー
断トツで言わせたくないフレーズ
嗚呼、当夜も想い彷徨って
狂恋の果てに血迷って
冒涜し身体汚れて
Down Down Down
「結局幸せってなんなの?」って考えた そんな難しくない!!
カタチはないのに 確かな手触り
温かい 守り抜きたい
もしかしたらこれって"愛"?
ありきたりの質問に答えて 許される明日ならいらない
ファンの間では通じること=世間に通じること、ではない
"私たちファンはわかってる"
"ファンは俺たちのことわかってくれる"
に甘んじてほしくないなぁというのが結論です。